「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」
「怖い絵」でお馴染みの中野京子さんの著書は
ハプスブルク家王朝の中世から20世紀まで
約650年という歴史を絵画を交えて記してあります。
ハプスブルク家2代美女のひとりマリー・アントワネットは
ギロチン台で最期を遂げ、もうひとりのエリザベス皇后は
アナーキストに刺し殺されました。
血族結婚の繰り返しの果てに生まれたカルロス2世は
スペイン・ハプスブルク家を消滅させました。
嫌々ながらナポレオン・ボナパルトに嫁いだ
マリー・ルイズは、ナポレオン1世の子を産み
フランツ・ヨーゼフの弟マクシミリアンは、
メキシコ皇帝となったものの銃殺・・・
数多の話し・・・
息もつかせぬ面白さで絵画にまつわる話が挿入されています。
今年の正月ごろに読んだものをまた借りて読んでいます^^
「ブルボン王朝12の物語」も、何度でも読みたくなります。
皆さまも、いにしえの王朝文化を覗いてみませんか?
今日の1枚はドイツのハイデルベルクです。