建物、とりわけ日本のお城を描くのは苦手です。
凍てつくような季節の、ちょっぴり雪化粧をしたお城は
今月の教材のひとつです。
高田城(たかだじょう)は現在の新潟県上越市本城(もとしろ)町に
あった城で徳川家康の六男、松平忠輝の居城として天下普請に
よって造られたと言われています。
威厳のあるお城は、描き手により、今にも朽ちそうな雰囲気に・・・?
タブレットで線を描くのは難しい。
肩の力を抜いてスゥスゥと息を吐きながら引くといいようですが
うまくいきません。
まるで出産のときの「ラマーズ法」のようです^^
緻密に描きこまないことも「絵」の要素だそうですが
どこを省いて生かすか・・・毎回、頭を捻ります。
「薄墨筆」の趣をたっぷり活かせています。