ぱそこん絵画で遊ぼっ

水彩ソフトで絵を描いています

チトニア(別名メキシコヒマワリ)

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水彩ソフトで絵を描き始めたころ、「星野富弘」氏の

詩歌集を見ては、こんな花の絵が描けたらどんなにいいだろう、と

ため息つきながらページをめくっていました。

ほのぼのとして、力強く、そして添えられた短文や詩が心に深く残るのです。

手描き文字も人間味があふれ、星野氏の全人格が伝わってくるようです。

彼は周知のとおり、若いころに事故に遭い、からだをまったく動かせません。

母上にスケッチブックを持ってもらい、口で絵筆を握っています。

病院のベッドの天井を眺めながら失意の日々を

過ごしていたとき、友人さんに手紙を書いたことがきっかけでした。

ひと文字描くだけでも疲労困憊です。

余白を埋めるために絵を入れたことから、

詩と合体させた作品が生まれました。

星野氏の作品は、生き方の執念が現れて力強く、優しくて好きです。

見よう見真似で初めて描いた作品です。

少しだけ加筆しました。

パソコン水彩は、何度でも描き直しができるので便利です。